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  • 2017.01.14

空族の新作『バンコクナイツ』予告編解禁。タイの歓楽街で働く娼婦達と日本人の交流描く、重層的に響き合う182分。

bangkoknites

©Bangkok Nites Partners 2016

 

山梨の地方都市のリアルを”土方、移民、ヒップホップ”をテーマに描いた傑作『サウダーヂ』で知られる映像制作集団・空族の最新作『バンコクナイツ』の予告編、メインビジュアルが解禁された。

 

空族に所属する富田克也が監督と脚本を手がけ、相澤虎之助が脚本を担当した今作は、テーマを”娼婦、楽園、植民地”に据え、舞台を山梨からタイに移し、現地の人々との交流で知り得た東南アジアの歴史的事実を下敷きに、物語は重層的に響き合う182分の映画となっている。元自衛隊員オザワに扮する富田のほか、日本人キャストには伊藤仁、川瀬陽太、田我流が並ぶ。

 

予告編では、歓楽街で働く娼婦の姿や、彼女らに翻弄される日本人男性たちが映し出される。ラックが元恋人のオザワに「本当に私のこと愛してた?」と語りかけるシーンも。後半は、故郷のノンカーイにオザワを連れて帰ったラックの姿や雄大な自然が切り取られていく。

 

『バンコクナイツ』は2017年2月25日より東京・テアトル新宿ほか全国にて順次ロードショー。