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  • 2016.06.10

常盤貴子と池松壮亮が初共演。ごく普通の主婦の常軌を逸した執着を描いた東陽一監督新作『だれかの木琴』9月公開。

darekanomokkin

©2016『だれかの木琴』製作委員会

 

常盤貴子と池松壮亮が初共演を果たした東陽一監督作『だれかの木琴』が9月10日より公開される。

 

ベルリン国際映画祭の銀熊賞をはじめ多くの映画賞に輝いた名匠・東監督が、直木賞作家・井上荒野氏の同名小説を映画化した本作は、平凡な主婦・小夜子が、美容師・海斗から届いた営業メールをきっかけに、どうしようもなく心が囚われストーカーへと変ぼうしていく様をスリリングに描く。主人公の小夜子を常磐貴子、海斗を池松壮亮が演じているほか、小夜子の夫役で勝村政信、海斗の恋人役で佐津川愛美の名が並ぶ。

 

予告編では、小夜子が変貌するきっかけとなった海斗に髪をカットされるシーンが映し出される。海斗が送ったお礼の営業メールに返信する小夜子。その後、井上陽水の「最後のニュース」が静かに流れる中、海斗へ執着を募らせ、一線を越えていく小夜子や、「誘ってんだよ、それ」と嫉妬にかられる海斗の恋人、妻の異変を感じながらも体を求める夫の姿を次々と捉えていく。

 

「だれかの木琴」は、9月10日より東京・有楽町スバル座、シネマート新宿ほか全国で公開。