(撮影: 木村高典 / 取材・文: 川端哲生)
大森: じゃあもう、しょうがないですね……(笑)
今泉: これはどれぐらい付き合って、結婚したんだろう。結婚するまでの期間とか、あと、子供がいるいないでも変わったりするのかな。旦那がどれぐらい自分の事が好きかにもよると思うんですよ。この間、喋ってたのは、夫がずっとベタベタしていたい人だったら、子供ができると、奥さんが自分より子供に向かうことが寂しくなったり、イヤだみたいなことがあるじゃないですか。俺は、別に冷めてるわけじゃないですけど、子供ができた方が色々とバランスがとれてちょうどいいとは思ってて。……親世代の人でまだラブラブな人って周りにいます?
大森: あぁ…、なんか、再婚者に多かったりしますよね。
今泉: それってやっぱり期間が短いからってことなのかな? 子供が20歳ぐらいになってても仲良い人っていますけどね。でも、俺はそれ、なんか気持ち悪い。
大森: うちのお父さんは、お母さんが私とか弟の事をすごく好きだから、ずっとヤキモチやいてました。お母さんの愛情が自分に向かないから。
今泉: それって、ちゃんと奥さんが好きってことですよね。じゃあ、子供に当たったりします?
大森: そうですね、当たったりしてましたね(笑) でもたぶん、お母さんはお父さんの事あんまり好きじゃないから。
今泉: この質問の逆だ(笑) ときめきについての話は第1回でも出ましたけど、ときめきってそんなに長い期間持つものですか?
橋本: 要らないけど……。
今泉: 要らない?(笑)
大森: ときめかなくていいじゃん。それしかないです。
橋本: うちの両親は父が単身赴任だから、月に1、2回しか会わなくて、だから会ったときの二人はいい感じですけどね。で、「なんで離婚しないの?」って聞いたことがあって。
今泉: あ、単身赴任になるって決まった時に?
橋本: いや、なんとなく「なんで離婚しないのかなぁ」って思って…(笑)
今泉: え、どういうこと!?(笑) 客観的に見て仲良くなさそうだったの?
橋本: いや、逆に、「こんなに付き合ってて、なんでこんなに仲良いんだろう?」と思って、「なんで離婚しないの?」って聞きたくて……。
今泉: よくわかんない(笑) その質問が出るのがスゴいですけどね。
———たとえば、どんな感じで仲が良いんですか?
橋本: 小さい頃の記憶は、家で久しぶりにお父さんが帰ってきて、私がテレビ番組見てて、パッと後ろを振り返ったら、お母さんがお父さんに抱きついてて。
大森: へぇー。 それはないねぇ。
今泉: ないっていうか、俺、そんな親、気持ち悪くて見てられない(笑)
大森: 今泉さんは奥さんも映画監督されてて、競り合うみたいな感じはあるんじゃないですか?
今泉: いや、そんなのはないんですけど……。たぶん、親の影響ってあると思う。橋本さんがもし結婚したら仲良い夫婦に憧れるかもしれないですけど、俺は実家が田舎で、男をたてるのが当たり前みたいな家庭だったのかもしれない。だから、ベタベタとかはしなかったし。一緒に住んでた爺ちゃんは「男は台所に立つな」みたいな人だったから、その差があるのかも。その両親の感じを見てても気持ち悪くはないんでしょ?「仲良いなぁ」って?
橋本: 仲良いっていうか、「あ、お母さんも女の子なんだ」って思いました。
今泉: 女兄弟なんですっけ? 家にお父さんしか男が居ない?
橋本: そうです。
今泉: 男の子供がいると母親って子供に向かう、みたいなのもあるんですよ。異性として見るとかじゃないですけど。だから橋本さんの家は全員娘だから、お父さんとまだ仲良くいるのかもしれない。……結局、答えになってない(笑)
橋本: なんで恋人同士でいたいんですかね?
今泉: 橋本さんの両親みたいな感じでいたいってことじゃないかな? ベタベタまではいかなくても、仲良く。
大森: まぁ、心躍るときがすごく楽しかったんじゃないですか、やっぱり。
橋本: そっか。……え、ムリじゃないですか?
今泉: ムリ?(笑) 結論は「ムリ」?
橋本: 優しくない答え(笑)
今泉: あとはさっき言ってたみたいに、一ヶ月の単身赴任とまでは行かなくても、ちょっとだけ距離を置く、みたいな。まぁたぶん、子供ちっちゃいから「ふざけんな」って言われて終わると思うんですけど(笑)
大森: あと、 一ヶ月ぐらい英語で会話して、久しぶりに日本語で喋る(笑)
一同: (笑)
今泉: 初めて感の、よく分からないドキドキもあるし(笑) そういう普段しないことをぶちこむっていうね。
大森: めっちゃ喋りますよね、たぶん一ヶ月後。これも話したかったけど、英語じゃ喋れなかったみたいなことを、一ヶ月後に日本語ですごく喋れたりとか。
今泉: この人、たぶんそんなに頑張れる関係じゃないと思う(笑) 今のこの距離感だと、奥さんが頼んだら旦那が「いやいや、面倒くさいよ」で終わるような気もする。それを受け入れてくれる距離感だったらいいんでしょうけどね。
今泉: 橋本愛の答えは基本的に「ムリ」「わかんない」(笑)……どっち側といえば、どっちですか?
橋本: まず夢がない…。
今泉: 夢がない?(笑)……自分の事を現実主義者だと思いますか?
橋本: だと思います。
今泉: 大森さんは夢見がちですか?
大森: 割と、自分の立場をわきまえて、「このぐらいはできるだろう」っていう夢を(笑)
今泉: あー。現実主義者の中での見れる夢をってこと?…それはがっつり現実主義者でしょうね。やっぱり、夢見がちな人ってぶっ飛んでるんですかね? 絶対叶わないような夢を持ってる、みたいな。
橋本: あ、武井壮さんみたいな?
一同: (笑)
橋本: 私、大好きです。「オリンピックまで7年あればなんでも出来る」とか言えるところがすごいなぁと思って。「頑張れば何でもできる、そんな世界にありがとう」みたいなこと言ってて(笑)
今泉: 武井壮はどっちなんですかね? 夢見がち?
橋本: でも、それを現実だって、ちゃんと思ってるんですよ、絶対。
今泉: 完全な夢見がちだ(笑)…それこそ夢見がちですよ(笑)
大森: どっちかに突き抜けていた方がいいですよね。
今泉: ほとんどの人が両方とも持ってるから、突き抜けてる方がいいのかなぁ。でも突き抜けてる現実主義者とかつまんなそう。
———どちらもあって揺らいでるのが人間らしさですからね。
今泉: さっき大森さんが言った「実現できそうな夢だけ見る」みたいなこととかもそうだし。橋本さんは夢、ないんですか?…ちっちゃい欲。
大森: なに食べたいとか?
橋本: あ、本当にそれしかない。
今泉: (笑)……食欲はある?
橋本: 食欲っていうか、腹に入れないと気が済まない……。超食べます。
今泉: 大森さんはよく食べます?
大森: 私も結構食べます。自分の実生活を歌にしたら、「寿司食いてぇ」とか(笑)、「眠い」とか「今日のライブ会場遠いなぁ」しかないな、ってよく思います。
今泉: (笑)……ちょっと話ズレますけど、多摩美の磯龍介くんっていう監督が撮った『入魂』っていうドキュメンタリーがあるんです。父親との関係性を撮りたいっていうことで、自分たちがバンドやってるから、メンバー全員の父親にお願いしてバンドを組ませるっていうのを卒業制作で作ってたら、他の父親が誰も協力してくれなくて(笑) 自分の父親だけなんとか協力してくれるんですけど、ギターの練習は一緒にやるけどお父さんが全然歌を作ってくれない。「思ってること何でもいいから歌ってくれよ」って言ったら、お父さんが「もう帰りたい」とか「銭湯に行きたい」みたいな歌をちょっと歌うんです(笑) それがめちゃくちゃ良くて、今の大森さんの「寿司食いてぇ」で思い出した(笑)……あれはすごく良かったなぁ。
———質問は、どちらが好きですか?ってことだけど。
今泉: どっちかに振り切って欲しいっていうことですよね。……武井壮がいいってことです。
大森: そうですね(笑)
今泉: 武井壮こそ夢見がちと現実主義の真ん中な気もする。どっちかに振り切ってる方がいいっていう結論も危険ですけどね。でも、夢はあった方がいいのかね?
橋本: うん、夢はあって欲しい。
———じゃあ、夢を持とうという答えで(笑)
今泉: (笑)……とりあえずおなかいっぱい食いたい2人と、食に対する欲がない俺っていうことで……。
今泉: 現実の女性と喋りたいって欲はあるんですか?
大森: 無いみたいですけどね。よくわかんないです…(笑)
今泉: 喋りたいんだと思うんですけどね。
大森: この質問者の方は、きっと喋りたい人ですよね。
今泉: でも、「強引にでも彼女を作らないとなぁ」的なのって、あんまりよくないですよね。結局、絶対持たないと思うから。たぶん好きな人はいると思うんですけどね。
大森: 大学のときにあまりに友達ができなくて、なんか、とにかく誰かに話しかけてもらおうと思って、ミニ四駆を机の上に置いてたんですよ。誰も話しかけてくれなかった(笑)
今泉: あぁ、逆にその空間に立ち入れなくなっちゃったんだ。「いま、大森さん、ミニ四駆と交信してるから……」って。
大森: (笑)「これはさすがに気になるでしょ!」と思って置いてたんですけど。そういう、何かをするっていうのはどうですか? 美大だったんで、卒業制作展っていうのがあって、そこで歌を歌ったんですよ。ずっと音楽やってたんですけどみんなは知らなくて、「卒業するしライブでもしておこう」と思って歌ったら、一気に話しかけられて。最後の三日ぐらいだけですけど友達ができた(笑)
今泉: え、じゃあそれまでの期間は喋ったりしてない? 学校は行ってたんですか?
大森: ギリ卒業できるぐらいは……。
橋本: じゃあ、特技を作れば……。
大森: そうですね、きっかけを作れば。
今泉: 彼女がずっといないっていうのも、俺も長かったですね。20歳ぐらい…、19か、21歳か……、覚えてないくらいできてないし(笑) 23歳までは童貞だったんで、全然、24歳でも大丈夫ですよ。でも、ギリギリのところで止めちゃうっていう面倒くさい男もいて、大学の時によくした話なんですけど、やらせてくれるような女性がいたら、当たり前にやるのか?っていう。やらない人もいますよね。そういう場合、相手の女性もショックを受けたりとかして。なんの話してんだ(笑)…相談はまだそこじゃない。
橋本: 確かに(笑)
今泉: でも、女性の前とか普通に緊張はしますけどね。
大森: 緊張した方が楽しいんじゃないですか?
今泉: それを楽しめばいい、と。
———既婚の身からすると羨ましかったりもすると思いますけど。そういうドキドキは。
大森: 最初の質問した方も「ドキドキしたい」って書いてますもんね。
今泉: そうですね。じゃあ、この人(最初の質問者)と会ってもらって。
一同: (笑)
今泉: 「私ドキドキしないんですよ~」っていうのに、「え、あ、はい」って言ってドキドキしながら。傍らに3歳ぐらいの子供がいる、っていうね。
一同: (笑)
———なるほど、了解です(笑)
今泉: 本当に解決できてないな(笑)
橋本: 私、大丈夫かな…(笑)
今泉: 20歳とか過ぎるとずっと童貞とかだと気になるよね、「俺、いつまで……」みたいな感じで。大学のときに「やらハタ」って言葉があって。やらずにハタチ。
大森: あった、あった。
今泉: でも20歳すぎると逆に焦りが無くなるから、その後はみんな次々に彼女ができていくっていう。
———最初のプレッシャーっていうのは確かにあるかもしれない。
今泉: でも、52歳ぐらいの役者さんで童貞の人、知ってますけどね。全然、芝居良いですけどね……だからあんま関係ない(笑)
大森: すごくイケメンでベースが上手くて、優しいのに童貞っていうバンドマンも居ますもん。
今泉: そういう人、居ますよね。だから大丈夫ってことですね。まぁ質問してきた人は「僕バンドマンじゃないですけど……」みたいに言うかもしれないですけど(笑) でもそういう人はいる、っていうことです。無理に彼女を作らなくてもいいと思います。
大森: ……いないです。
今泉: いなくないでしょ(笑) 同じジャンルで、ってことですか?
大森: ピンと来る人があんまりいないです、同世代では。
今泉: 同い歳の芸能人って誰か知ってます?
大森: 元・モーニング娘。の辻・加護とか……。
今泉: 辻・加護なんだ!?
大森: 小学校のときは、同じ年なのにこんなにキラキラしててすごいなぁ、って思ってました。それがきっかけでハロプロ好きになったんですけど。でも、ずっと追っていくうちに、ちょっとついていけないというか、応援しきれなくなってきてしまって…。だから、昔の方がそういう意識はありましたね。
今泉: その歳で同い年が活躍してたら確かに、ちょっと思いますよね。
大森: やっぱり女子だし、その頃から歌手にはなりたかったから。「10代じゃないと歌手になれないんじゃないか」って勝手に思ってて……。その時の自分の中の歌手のイメージが、当時一番売れてた浜崎あゆみさんとか、宇多田ヒカルさんとか、モーニング娘。やSPEEDとかだったから、「若くないと歌手になれないんだ」って思ってたんです。東京に来てから、いろいろ知ってからはそう思わなくなったけど。
今泉: 東京に来てからは同世代とかあんまり意識しなくなった?
大森: 東京に来たら、同世代よりちょっと年上の人がガンガン活躍してたので、それを見て「こういうのもやっていいんだ」ってなった方が大きかったです。
今泉: 年齢については安心したんだ。橋本さんは同世代って誰がいるんですか?
橋本: 17歳の人ですよね……。大野いとちゃんとか。
今泉: あーはい。逆に、橋本さんは今の高校生に思われてるんでしょうね。「橋本愛、17歳なのに……」って。
橋本: そう!「なのに」とかよく言われます!(笑)
一同: (笑)
橋本: それを言われると逆に、みんなは“まだ17歳”って感じなんだ、って気づくんですよね。私は“もう17歳”だよって思います。
大森: もう、って感じなんだ……!
今泉: 大森さんは17歳って何してました?
大森: 受験用にデッサンをずっと描いてました。
今泉: あー……、俺は卓球してたなぁ。腐ってる卓球部室で。もともと鳥小屋なんですよ。元・鳥小屋が改装されて卓球台が強引に2台置いてあって。鳥小屋だから天井低いんですよ。だから卓球全然できない。酷かったですよ。同世代とか年下の映画監督、例えば分かりやすいところだと石井裕也監督とか、あと松居(大悟)さんもそうだけど、年下の活躍は「おいおい」って思ってたりしましたけどね(笑) もう大分、思わなくなってきましたけど。ちょっと前は、シビアだった。
大森: そう、もうちょっと前の方が思ってたかも。「年下だ……」って。
今泉: 自分の位置がちょっとずつ出来てきた、っていうのもあるんですかね。前の方が嫉妬がすごかったな、と思います。
大森: 年下世代のバンドって演奏が上手なんですよ。私はギリギリ、無料で音楽を享受できなかった世代なんですけど、今はyoutubeとかがあってテクニックを無料でいっぱい仕入れることができるから、若い人の方が上手いんですよね。それはうらやましいなぁと思って。
今泉: 映画もそうですよね。自分たちの頃より、もっと早くから、安く撮れるし。そういう感覚はあるのかもしれないですね。パソコンとか、俺はよく分かんないですけど、そういうのも若い人は使ってるんだろうな、とか。……焦りますよね、そういう意味では、上や下じゃなくて同世代から影響を受けるっていうのも分かりますけどね。俺、朝青龍と同じ歳ですからね。それ知ったときは、ちょっと笑いましたね。
橋本: (笑)
今泉: 「ついに横綱か」と思って。白鵬とか年下ですから(笑) 「横綱が年下かぁ」って。
大森: 一番比較しやすいかもしれませんね(笑)
今泉: あと高校球児がみんな年下になっていくっていうのもありますよね。ドラフトでプロの一年目とかの子がみんな年下になっていくと「すげえ稼いでる……」とか思う。
橋本: そうか、甲子園見てたら一番思いますね。
今泉: でも高校球児はまだ同世代だもんね?
橋本: そうです。でも大人っぽく見えるっていうか、すごいなぁ、って思います。
今泉: この人(質問者)は今、何をしてるんだろうね? 何歳ぐらい?
———たぶん橋本さんと同い歳ぐらい。だから焦りはあるんじゃないですか。
今泉: 同世代の橋本さんとかの活躍にも「あいつ、17歳なのに……」って嫉妬してるかも。
橋本: えっ…! 全然気にしなくていいのに…。
今泉: 逆に橋本さんがライバル視する人はいないんですか?
橋本: いや、恐れ多くて無理です。みんな上、みたいな(笑)
今泉: (笑)……嫉妬心とかは無い?
橋本: (笑)嫉妬というよりは、尊敬とか、憧れみたいな……。
今泉: 負けず嫌いというか、悔しさとかも無いんですか?
橋本: 悔しがっても生まれないですよね、……悔しくても夢は生まれない(笑)
大森: ライバル心とかからは、いいエネルギーの物は生まれないかもしれないですね。
今泉: でもそこだけでやってる人もいると思いますよ。ライバル心だけで。
橋本: そういう人もすごいな、って思います。
大森: でも、同じ歳の女の子で、私より後に初めて先にCD出した子とか居たら、「CDってどうやって出すんだろう、いいなぁ」とか、思ってたかも。
今泉: 映画祭とかで一緒になる同世代・横並びの人でポコポコ仕事が入る人と、入らない人って出てくるじゃないですか。そういうときって不思議な距離感ですよね。
大森: そう、「どうやるんだろう……?」っていう。で、なんで自分がダメなのかも分かんない。
今泉: 逆に大森さんは今、「どうやってCDとか出してるんですか?」って聞かれる側になってるんじゃないですか?
大森: なってるのかな? そうなんですかね。
今泉: 不思議ですよね。一つ映画が当たったりとかしたときに、「どうやって?」って聞かれても、「いやいや、この前までそっちで、いいなぁ、って言ってた側だから分かんないです」ってこととかもあって。
大森: 最初から誰も一緒にやってくれなくて、「全部自分でやっちゃえ!」って感じだったから……。誰かに見つけてもらって活動してる女の子が、本人のやりたいことと大人のやらせたいことが合わなくて上手く行って無かったりするのを見ると、「意外と自分でやったことも悪くなかったんだ」って感じます。
今泉: だから「何かやれ」ってことですよね。焦ってるなら。プラス、前の質問の話じゃないけど、自分のできることからね、ちょっとずつやっていけば。
大森: でも愛ちゃんと同じ世代で、愛ちゃんと比べてそういうことを考えられる人だったら、かなり理想高いですよね。ちゃんとしようって気持ちが大きい人ですよね。
今泉: もうちょっと近場のライバルを見つける、ってところから始めればいいんじゃないですか。「橋本愛を超えるぜ」的なノリで来られるとちょっと「分かんないです」ってことになっちゃうんで(笑) 近くにライバルいると大きいですよね。自分も映画やっててそういう人がいたから。映画学校の同級生の加藤行宏くん(『アイドル・イズ・デッド』)とか。
今泉: なんですかね、アイドルって。俺はこの中だと一番アイドルに疎いんで。橋本さんもアイドル志望の役を演じただけだもんね。アイドル好きですか?
橋本: 好き…ですね。まず最初は、ももクロから入って、「この人たち、よくこんなに歌えるなぁ」って体力に脱帽して、次にでんぱ組.incが大好きになって、「人間力スゴい!」と思って(笑)
今泉: 体力、人間力(笑) でも、完全に一言で言い得てるよね。ももクロも最初見たときはそんなイメージだもんね。
橋本: そこから色々、でんぱ組.incから、BiSとか、色んな人に繋がって、こういう人たちがいっぱいいるんだと思って。で、大森さんが道重さゆみさんが好きだってことを知ってたんですけど、ある日、テレビに、モーニング娘。が出てて。道重さんを見て、「何この人!? スゴい人がいる!」と思って、そこから私も好きになりました。
今泉: 大森さんの、道重ファンを増やしていく活動がここでも(笑)大森さんがアイドル好きになったきっかけは、さっきの話にも出た、辻・加護あたりからなんですか?
大森: そうですね。でもなんか、クラスの女子を“触れてはいけない崇高なもの”みたいな目で見てたんですよ。
今泉: それは男目線とは違う?
大森: 男目線にも近いけど、それでもなくて。でも女子オタ的な「あの子になりたい」っていうのでもなくて、“自分とはまったく違う、自分が到底なり得ないもの”みたいな目で見てたんですけど。怒られるじゃないですか、カバン漁ってたりとかしてたんで(笑)
今泉: !?(笑) え、それって中学生ぐらいのとき?
大森: 小学校とか中学の最初とか。
今泉: 女の子全員じゃなくて、可愛い女の子だけ?
大森: そうですね、先輩に手紙書いたりとか。中学の時はバレないようにバレないようにしてましたけど……、だんだん、やっちゃいけないことがわかってきたんで(笑)
今泉: (笑) 手紙は渡すんですか?
大森: 匿名で手紙書いて渡すと、プリクラとかくれるじゃないですか。それを集めて「かわいい」って思いながらずーっと見たりしてて。その後にネットが発達してきて、携帯も買ってもらえたので、ネット上の素人の女の子のプロフィールとかブログとかを追うようになって。それからグラビアアイドルの子のブログを見始めたんですよ。だから、ハロプロより前にグラビアアイドルを追ってたんです。大友さゆりちゃんとか、山崎真実ちゃんとかがすごい好きで。あと、AV女優とかも、イベントとか行ったりしてました。 それから、いわゆるアイドルもだんだんブログを始めるようになってきたんです。自分の手が届かない存在だったアイドルを、次第に追うようになって行きました。音楽が元々好きっていうのもあったので、そこでやっと合致したんですよね。それからはアイドルが完全な存在になってしまったんです。加護ちゃんとか、顔も好きだったし、憧れていたので追っかけてたんですけど、心が荒んでいた頃に道重さんを好きになって。道重さんはやっぱり、「私を好きになって!」っていう力がすごくて。あと、アイドルのいいところは自分で情報を公開してくれるんですよ。それに尽きる(笑)。私が知りたくてたまらなくて漁ってた情報を、自分で「私はこういう人間なので好きになってください!」って言ってくれるっていう、自分にとって革命的な存在だったんですよ。
今泉: そんなこと今まで誰も言わなかったのに……、みたいな。
大森: そうそう、「え! 好きになっていいの!? 応援もしていいの!?」みたいな感じですね。さらに道重さんを好きな理由は、自分はロックも好きだったんで、憧れの虚像を自分で作ってそこに自分を傷つきながらもはめ込んでるみたいなところも好きだし、道重さんには全部あって(笑)
今泉: あの頑張ってる感じもすごいですよね。
大森: 知れば知るほど好きになっちゃって、アイドル……っていうより道重さんが好きで(笑) でもアイドル全般、情報公開力って意味では長けていると思います。
今泉: 知りたいと思ってたことと、音楽が好きなことの合致があった、と。
大森: そう、全部が上手くはまっていっちゃって。
今泉: でも確かにアイドルがそれぞれ自分の事を書くなんて、前はそんなに無かったかもしれないですね。ブログとかもそんなになかったし。昔の芸能人って、本当に遠い存在じゃなきゃダメって距離だったから。うちの爺ちゃんの弟が東京に住んでるんですけど、テレビで女性のお笑い芸人とかが出てると「なんでこんな太ってる女がテレビに出てるんだ!」って怒っちゃうんですよ。その時代の人は、女優とか綺麗じゃない人がテレビに出てると「何なんだ!」ってなる。「だから最近のテレビは……」とか論点がすごくズレてて。憧れっていうか絶対に手の届かない人が、テレビとか映画に出てる時代があったんだなぁ、と思って。それは極端な話だけど、今のアイドルとの距離感の近さもスゴいですよね。
大森: でも、届かないっていうところも大事で。だからハロプロってベストなんですよね。ちょっとした届かなさ、っていう。ハロプロは、結構接触できるんで、慣れてきちゃうと、豆粒ぐらいにしか見えない席をわざわざ取って、「ああ、遠い遠い」ってなってから会いに行く(笑)。
今泉: (笑)。それぐらい測れる距離に来てしまったんだ……。東京出てきて知りたくないところとかいっぱいありますよね。「もう田舎に帰りたい、知りたくない、テレビで見てたい」みたいなこととか。
大森: いっぱいありますよ……。でも、『あまちゃん』のユイちゃんの東京行きたい感じとかは普通に共感しましたけどね。
今泉: ああ、東京出て一旗揚げるぞ、みたいな。
大森: 最近気づいたのが、「女の子ってスゴい。女の子ってどういうものだろう」って探ってたつもりが、結局、自分と同じ部分を探してたんですよね。「こんなにキラキラしている人にも私と同じところがあって」っていうのを探してたんだなって。で、最近喋ってみて、普通の子より、アイドルとかステージに立ってる女の子の方が意気投合する確率が高いんです。それにビックリして。
今泉: 意外とそういうのってみんな抱えてますよね。本当にポジティブな、それこそ武井壮みたいな裏がなさそうな人もいると思いますけど、みんなやっぱり戦ってるんでしょうね。大森さんは、アイドルになりたい、っていうのはあったんですか?
大森: まったく無いです。
今泉: 橋本さんはあります?
橋本: アイドルっていう職業より、アイドル精神は欲しいって思ってました。「なんでこんなに人のために仕事ができるんだろう?」って思って。自分のしたいことと直結してるせいもあるんだろうけど、「皆さんの笑顔が元気の源です」みたいな、「そういうのスゲェ」、って思います。
大森: お客さんがいる場所での仕事が少ないせいもある?
橋本: そうですね、それもあるけど、なんていうか、「人のためになんで生きれるの?」と思って…。
今泉: (笑)。もっと「自分のために」という気持ちの方が強い?
橋本: いや、自分と比べてというより、純粋に高貴なものに思えて、「それってすごい! 欲しい!」って思う。
今泉: アイドルもその辺は本当なのかも分かんないですけどね。虚勢を張ってる感じもあるじゃないですか。
橋本: でも見れば、本当に願ってる人かどうかって分かるじゃないですか。
大森: ライブとかやってると、お客さんが増えるのがステータスっていう感じがするじゃないですか。お客さんが全く居ない時期とかもあるから、ファンの人がまた来てくれたり、「初めて来ました」って言ってくれるのはすごく嬉しい。やっぱりお客さんが増えていくっていうのは嬉しいから、そういう喜びはあるんじゃないですかね。ファンの人が居てくれたら自分の事はどうでもよくなるっていう。
今泉: アイドルもどこかに自信の無さってあると思うんです。でも対人数というか、自分を認めてくれる人が目の前にこれだけいるって、分かりやすいですよね。映画やってても、お客さんが増えたら嬉しいし。自分は映画の脚本書いてても、現場も編集も面白くなくて、基本苦痛で(笑)
大森: 今泉さんは結構映画館に来ますもんね。
今泉: だから俺はお客さんが入ってて、客席で笑いが起きてる状況を見てやっと完成というか。「人のために」と「自分のために」って、言葉になっちゃうと別の事に思えるけど、「なんでみんなの笑顔のためにアイドルができるんだろう」っていうのは、結局それが嬉しいんだと思うな。だからどこか、認めてほしいっていう欲は強いのかもしれないね。それが持ちつ持たれつになってるのがきっと理想で、人数が増えすぎて顔も分かんなくなっちゃうと形も変わっちゃうでしょうけど。
大森: お互いが「頑張ろう」「頑張ろう」って思える存在がいいですね。
今泉: そうですよね。あとは、素で持ってる才能っていうのもやっぱり大きいですよね。ミスiDの審査員とかやってて思いました。
大森: ミスiDって実行委員長の小林司さんが「面白い」って思った子を選んできたアイドルコンテストなのに、お披露目イベントにゲストで出て歌ったときに、私、さらに浮いてたんですよ。
橋本: え、そうなんですか!?
今泉: 言ってたねそれ(笑)
大森: それがすごいショックで。異端的な子を集めたコンテストだったはずなのに私だけ浮いてて、「まだダメなんだ」って思って(笑)。
今泉: でもその個性ってすごいってことですよね。「ここなら馴染むかも」って思った?
大森: 思った! 「今年のメンツなら大丈夫」って思ってたのに(笑)
今泉: そうじゃなきゃあれだけの場に呼ばれないですよね。すごい個性ですよ。
大森: 「来年50歳になるのに」っていうのが、超かわいいと思って。
———この方は毎回この企画に投稿してくれている方ですね。
今泉: この人は面識あるんで言っちゃっていいと思うんですけど、前回は「佐藤浩市の大ファンです」って言ってた人です。「佐藤浩市主演で皆さんが映画を撮るなら」っていう質問をしてくれた方で。
橋本: それ、なんか知ってる!佐藤浩市さん主演で『あまちゃん』やろう、っていう(笑)
今泉: そうそう、オープニングで佐藤浩市が跳ぶ(笑) 佐藤浩市が恋に恋する話って前野朋哉さんが言って、「面白いからそれでいいよ」って盛り上がったやつです。……男性の見た目をチェックとかします?
橋本: チェックはしないけど……。
大森: そんなにじっくり見ない……。
今泉: 女性が男性の見た目チェックするってあんまり聞かないよね。男性から女性へは、顔とか脚とか胸とか分かりやすく言う人もいるけど。
———癖で、男性のどこを見ちゃうとかってありますか?
大森: もやっと全体、見るかな……。こういう人かって。猫背だな、とか(笑)
今泉: 大森さんって色々と見透かせそうな怖さがありますよね。もやっとだけど「ああ、こういう人か」って分かる、みたいな。
大森: めっちゃイヤなやつじゃないですか(笑)
今泉: ミスiDの審査員で一緒だった少年アヤちゃんっていう人もそんな感じだったので、そう言ったら、「本当にそういうこと言われるのがイヤだ」ってすごい怒られたんですけど(笑) 絶対見えてて、すごく怖いんですよね。
橋本: でも眼力は見ちゃいますね。目。あと髪型かな。全体見た中だと、一番情報量が多いじゃないですか。
今泉: 眼力あるって言われません?
橋本: 言われます。よく勘違いされるんですよね。ただ見てるだけなのに「睨んでる」って言われたり、眠いだけで不機嫌って言われたり。色々、誤解を生む目だなって。
今泉: 誤解を生む目(笑)
大森: どう見られたい、とかある?
橋本: あ、でも、ちゃんと「元気だよ」アピールはします(笑)
大森: (笑)
今泉: あー、元気なく見られるってことかぁ。
橋本: なんだろう、不健康な時を切り取られることが多いから(笑)、「病んでないよ!」って。ホント決めつけないで、って思います。
大森: 何かの記事で、愛ちゃんのブログは「改行が多くて、感情的な文章を書いてるから病んでる」みたいなのも読んたよ。
橋本: (笑) 改行って何? 読みやすいようにしてるんじゃん!(笑)
大森: 私の文章とか改行ゼロだから、あれは感情的じゃないのかって思った(笑) それ読んで、「何でもありだなぁ」「ひどいな」って。
橋本: だから現場ではなるべく笑顔に(笑) 一応、現場が終わった飲み会で「あいつ、ひどかったね~。やっぱり!」みたいには言わせないようにしようって。
大森: かわいい~(笑)
橋本: そう。笑えるときは笑おう、みたいな。
今泉: そこだよ、そこがそう思われるとこだよ(笑) 「笑えるときは笑おうって、あいつ思ってたな」って飲みの席で言われてるよ(笑)
橋本: 違う、そうじゃない!(笑)
大森: でも、そう思ってるところがすごくかわいい。服とかすごい、柔らかいもんね。
橋本: そう、真っ黒とか絶対やめとこうって。こういう服が好みっていうのもあるんですけど、やっぱり私が、まっくろくろすけだったら怖いだろうな、と思って。
大森: その感じがすごいかわいい(笑) MVでレースの服とか着てるときも、それがすごい伝わってきた。
橋本: 好きだから着てるのもあるんですけど、不快感は与えたくなくて…。
大森: っていうのが伝わって、すごくかわいいなーと思って。私服とか見てたら超好きになった。
今泉: 大変っすよね……。「男性のどこをチェック」じゃなくて自分がどう見られたいか話になってるけど(笑)
橋本: (笑)大体、全体を見ますよね……。
———体の部位で惹かれる、みたいなのはないですか?
橋本: あ、初対面じゃないですけど、松田龍平さんの手がめちゃめちゃ綺麗で。綺麗な骨の出かたをしてて、指も長いし。
一同: へえ~!
今泉: なんか想像つくよね。俺は爪が真ん中から割れるっていう衝撃的な事が起きてて。
大森: かわいそう(笑) 乾燥とかですか?
今泉: わかんない。あり得ないところから割れてきてる。いろいろもうおじいちゃんだ。最近ハゲてきて、「もうダメだな」って思って(笑) 綺麗な手の前に健康でいたいですよね。
大森: うん、確かに(笑) でも体の部位はそんなに……。スーツ着てたら働いてるんだ、とか思うぐらいで。
今泉: スーツ萌えとか?
大森: 萌えとかじゃなしに、定職についてるな、とか(笑) チェックと言われるとそれぐらいしかしない。
今泉: 恋愛観とかあるんですか? これはイヤだ、とか。
大森: 基本、自分のやってることに口出しされるとイヤですよね。
今泉: 認めてほしい?
大森: 放っておいてほしい。抑圧はしないでほしい。
今泉: 橋本さんはそういうのってありますか? 付き合った人に「女優とかやめてくれよ」って言われたら。
大森: 「キスシーンとかやめろよ」みたいな。
橋本: そんな人、好きになってないと思うし。
今泉: そんな人って(笑)でも普通の仕事してる人だったらそう思う人もいるよね。「イヤだ」って。
橋本: あ、「イヤだ」って思うだけなら、かわいいって思います。
今泉: ああ、確かにね。一切何も思わないのもイヤだからね。「うん、キスとか全然いいよ」みたいな奴は(笑) それはそれで悲しい。結婚と恋愛を分けて考える人もいるじゃないですか。その辺はどうですか? たとえば、「結婚は一切無いと思ってるけど付き合ってもいいな」とか。
大森: そもそも結婚を考えてない。そのときが来れば別にしてもいいかな、ぐらいですけど。まだ考えられない。
今泉: 橋本さんはそういう感覚あります?
橋本: 私、最近、他人と一緒に住めないと思って。
今泉: 一人の時間が欲しいとかそういう意味?
橋本: いや、なんていうか、人のいる気配がムリだ、と思って。「私、結婚できないな」って最近すごく思ってます。
今泉: 見られてる感じが気になるとか?
橋本: 家族に対してもそうなんですけど、自分の中で波があるんですよね。急に電話切りたくなるみたいな。人の気配でダメになっちゃうことがあって。「これ今、一人だったら別に普通だったのになぁ」って思ったりとか。
大森: でも逆に、その気配とかもゼロになってきたら結婚できるんじゃない? 別にどうでもよくなってきたら(笑)。
今泉: 別に居ても居なくてもってなってきたら(笑)
橋本: そう、だから、ときめきへの執着とか全くないんです。
———17歳でそう思えるのはすごく早いですね。
今泉: 「ときめきとかじゃない状況に早くなりたいよ」ぐらいな感じですね。めっちゃ好きだった、みたいなこととかないんですか?
橋本: もちろん、中学のときとかはありましたよ。すごく大好きで。でも今まで片想いしかしたことなくて。
———今泉監督と一緒ですね。
今泉: 片想い最高説。もちろん結ばれたいけど、結ばれたらもう違うんですよ。結局、自分のことを認めてる時点で、「あ、この人、ショボかったな」っていう(笑) ウディ・アレンみたいな理論。
大森: その理論の人いますね、よく聞く。自分を認める程度の人なんだ、っていう。それ、映画監督とミュージシャンの男の人にすごく多い(笑)
今泉: いや、俺は別にそういうんじゃないですけど、そういう意見もあるかなっていう(笑) 追ってたい理論。
橋本: あー、そういうのがあるんですね。
大森: 付き合ってからも追ってられるんじゃないですか?
今泉: だからその人が、付き合ってからも自分の事を好きじゃない方がいいですよね。
大森: めちゃくちゃだ!(笑)
今泉: 想いの差としてね。
大森: 「まあまあ好きだから付き合ってやるけど、お前ほど好きじゃないよ」って、思われてる状態がいいってことですか……。はいはいはい、了解です。
今泉: 「面倒くさい男の理論出てきたぞ」ってなってる(笑)じゃあ付き合っても一緒に住まない方がいいですか?
橋本: 住めないですよね。考えられないっていうか。
———共通してるのは自分の時間を尊重してほしいってことですよね。
大森: 完全に一緒に話し合うか、放っておくか。
橋本: 放っとき合いがいいですねー。
今泉: (笑) 付き合ってるときでも同棲したい人とかもいるじゃないですか。その辺はどうですか。俺は結婚するまで一切したことがなかったから最初は大変でしたね。
橋本: でも部屋は二つ欲しいとか思っちゃう。寝室は一緒でもいいけど、自分の部屋は欲しい。
大森: 普通に片付けとか自炊とかやって欲しいなーって。洗濯とか。自分はしたくないんで(笑)、私はお金稼いで来るからやって、みたいな。
一同: (笑)
今泉: 橋本さんはそれはイヤ?
橋本: 私、働いてる人、好きなので。
今泉: いろいろ極端だよ(笑)
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