2014年4月某日
2014年4月某日
2014年5月某日
イツ子(茉里)
2014年5月某日
2014年5月某日
「たくさんのファンに愛されながらも、8月31日を持って「活動終了」が決定しているアイドル「いずこねこ」の最終プロジェクトは何と最初で最後の主演映画、その名も『世界の終わりのいずこねこ』に決定!そこで、本映画の制作及び関連のイベントなどの応援プロジェクトがここに始動します!本作の監督・脚本には、神聖かまってちゃんのライブ動画などでお馴染みの気鋭の映像作家、竹内道宏。本作の企画及び、関連イベントの総合プロデュースは『5つ数えれば君の夢』(監督:山戸結希/主演:東京女子流)、『アイドル・イズ・デッド』シリーズ(監督:加藤行宏/主演:BiS)、『劇場版 神聖かまってちゃん』(監督:入江悠/主演:二階堂ふみ)など話題作を次々と手がけるSPOTTED PRODUCTIONS。原案・主題歌・劇中音楽には、「いずこねこ」生みの親である音楽プロデューサー・サクライケンタ。さらには共同脚本を手がけた漫画家・西島大介が自ら本作の漫画ヴァージョンを制作予定。皆様と、あらゆる角度から、いずこねこ最終プロジェクトを多いに盛り上げていきたいと思っています。ご支援の程、どうぞ宜しくお願い致します!」
よく足並みが揃ったと思う。目標金額は200万円。募集期間は約二ヶ月。
2014年5月某日
2014年5月某日
クラスメイト(コショージメグミ)
2014年5月某日
2014年6月某日
いずこ活動報告blog
「いずこねこの映画を作りたいので、西島さんプロットお願いできますか?」と、最初に声をかけてくれたのはプロデューサーの直井さんでした。「いずこねこ」の名前はどこかで聞いたことはあったけど、実際の活動に触れたこともなく、Youtubeのライブ映像を観たものの混沌として正直理解できず、「 よっしゃにゃんこー?」と戸惑いました。直井Pのご依頼も正式なものか冗談なのかどうか判断がつかずなんとなく放置・・・。
しばらくして「じゃ、とにかく音源聴いてください」と直井P。送られてきたのは『最後の猫工場』。改めて音楽だけに耳を澄ますと、廃工場、木星、雨、偽物の街、捨てられた猫、音楽から『ブレードランナー』のような退廃的なSF風景が見えてきました。サクライケンタさんの楽曲は悲痛で未来がない印象があって、でもそのぶん深く刺さるもの。そしてそんな絶望の中に「にゃんにゃん」とか言いながら一筋の光を放つのが茉里さん。楽曲を聴き込んで初めてあの「よっしゃにゃんこー!」の必然に気づきました。
一方の竹内道宏監督。処女作『新しい戦争を始めよう』は、器材も予算も何もかもがチープなのにふと『クローバーフィールド』級の壮大な終末を感じてしまう大傑作。ネット的な自閉性と現実世界への不安しかないはずなのに、映画全体に漂う「よっしゃにゃんこー!」的なヤケクソな生命力。この時はまだ誰が監督か決まっていませんでしたが、いずこねこ×たけうちんぐ、この組み合わせはいいだろうなと心のどこかで確信していました。
いずこねこの音楽が描き出す風景を、たけうちんぐ監督が撮るなら? そんなイメージができてからプロット執筆は快調、意外なことにすんなりと企画会議を通過、直井Pが各方面の協力を取り付け、ちんぐ監督と往復書簡で脚本作業を開始、配役も徐々に決定、タイトルは直井Pが冗談めかして言った『世界の終わりのいずこねこ』に正式決定。ちんぐ監督の別の作品のタイトルになぞらえるなら映画が「始めようといってもすでに始まってた」という感じ。もう、やるしかない。よっしゃにゃんこー!(今ここです)
ところで、先ほどから何度も「よっしゃにゃんこー!」と書いていますが、実は僕、今日までいずこねこのライブを観たことも、サクライさん&茉里さんにお会いしたこともありません。iPodを経由して頭の中に流れる音楽と物語だけで繋がっている関係。映画が完成したらライブ観れたりするのかな。その時は叫んでみよう。よっしゃにゃんこー!
この時点ではまだ僕は、いずこねこ茉里さんの魅力に気づいておらず、脚本家として距離を置こうとしている。そのくせ「よっしゃにゃんこー!」と無責任に叫んでいる。
2014年6月某日
2014年6月某日
「良い点は、やはり終盤のちんぐ監督らしいエモい展開。架空の設定である関西新都心が実際の新宿であるという、フィクションを突き抜けて現実に対峙する展開は本当に良いと思います。レイニー&アイロニーが地球に降りてくる感じもOKと思います。その上でいくつか設定上で不合理というか、変だなと感じる部分がいくつかあって、それは脚本レベルで直るものですが、そこを僕の方からチェック入れていいのか、それとも入れ過ぎないほうがいいのか、悩み中。よくわけが分からない部分も、映画の魅力になったりするので、ちょっと悩ましいところです」
クラスメイト(橋田唯(PIP))
2014年6月某日
■第4回は3月16日更新
監督・脚本・編集: 竹内道宏
⇒公式サイトはこちら
★新宿K’sシネマにて、映画公開記念トークイベント開催決定!
⇒コミックス版『世界の終わりのいずこねこ』全国書店&ECサイトにて発売中!
【さやわか式☆現代文化論 #16】さやわか×西島大介×濱野智史
「世界の終わりのいずこねこフェア」
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