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  • 2015.01.19

リリー・フランキー主演で、米文学の名作『シェル・コレクター』を映画化。共演に寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛ら。

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作家で俳優のリリー・フランキーが、日米合作映画『シェル・コレクター』で、離島で暮らす盲目の貝類学者という難役に挑むことが分かった。

 

原作は米作家アンソニー・ドーアのデビュー作で、O・ヘンリー賞ほか多数の文学賞を受賞した同名短編集。リリーが演じるのは、妻子と離れ、沖縄の離島で生活を送る盲目の貝類学者。舞台を沖縄に置き換え、撮影が進んでいる。

 

メガホンをとる坪田義史監督は、劇場デビュー作『美代子阿佐ヶ谷気分』(09年)が、ロッテルダム国際映画祭のコンペ部門に正式招待されるなど国内外で十数の映画祭に招待され、受賞を重ねた新進気鋭。ニューヨークで出会った、国際的に活躍するプロデューサーの黒岩久美氏、エリック・ニアリ氏と日米合作製作が具体化した。

 

リリーは、出演を決めた理由を「原作、脚本を読んで、かつ、坪田監督の前作『美代子阿佐ヶ谷気分』を見て、日本映画には珍しい絵画的なユニークな作品になると思い、出演を決めました」と説明。盲目の学者という難役を演じるにあたり、「『見える=自由』『見えない=不自由』といった単純な図式では計れないものを、盲目の貝類学者を演じることで表現できればと思います」と話している。共演は、島で同居する難病患者のいづみ役に『キャタピラー』(10年)でベルリン映画祭最優秀女優賞受賞の寺島しのぶ。学者の息子役に池松壮亮、いづみと同じ病気に侵された島の有力者の娘役に橋本愛と実力派ぞろい。映画は2月上旬にクランクアップ、2016年より公開予定。

 

作品情報 『シェル・コレクター』
監督:坪田義史
原作:アンソニー・ドーア (「シェル・コレクター/貝を集める人」)
出演:リリー・フランキー、池松壮亮、橋本愛、寺島しのぶ
製作:Shell Collector LLC(USA)、『シェル・コレクター』製作委員会
配給:ビターズ・エンド