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  • 2014.10.23

セドリック・クラピッシュ監督“青春三部作”完結編『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』公開決定!

nyメイン

 

『スパニッシュ・アパートメント』、『ロシアン・ドールズ』に続き、セドリック・クラピッシュ監督の“青春三部作”の最新作にして完結編となる『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』が2014年12月6日(土)より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開される。

 

パリの大学生グザヴィエのバルセロナ留学時代をビビッドに綴り、10年前に大ヒットした『スパニッシュ・アパートメント』。そして、学生時代から5年が過ぎ、社会人となったものの足元が定まらない彼の恋愛・人生模様を描いた『ロシアン・ドールズ』。あれから10年。同世代の観客の心を射止めて大ヒット、共に成長してき た人気シリーズの最新作にして完結編が、遂に完成した。

 

相変わらず飄々とグダグダグなのにチャーミングなグザヴィエを演じるのは、小動物のような愛らしさと本能的な色気を感じさせるロマン・デュリス。グザヴィエの元カノ、マルティーヌを演じるのは『アメリ』(01)で大ブレイク、ハリウッド大作にも顔を出すオドレイ・トトゥ。その他、ケリー・ライリーやセシル・ド・フランスなど、本シリーズによるブレイク組も再登場。1作目からの変化や成長、または変わりなさで大いに楽しませてくれる。

 

日本では初お目見えの『猫が行方不明』(96)が大ヒットして一躍注目を集め、その後、デビュー作『百貨店大百科』(92)や『青春シンドローム』(94)も劇場公開されるという異例の経緯をたどり、日本における現代フランスを代表する人気監督となったセドリック・クラピッシュ。この軽やかなドタバタ人情喜劇は、どこまでも人間臭く、シリアスなのに大笑いできる、クラピッシュのらしさと手腕が存分に発揮された、完結編を飾るにふさわしい会心の作品となっている。
作品情報 『ニューヨークの巴里夫(パリジャン)』
2013年/フランス・アメリカ・ベルギー/117分
原題:Casse-tête chinois
監督・脚本:セドリック・クラピッシュ
キャスト:ロマン・デュリス、オドレイ・トトゥ、セシル・ドゥ・フランス、ケリー・ライリー
配給:彩プロ

 

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