愛やら恋やら今泉やら vol.4  今泉力哉×青柳文子+吉田靖直(後編)

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  • 2014.06.29

愛やら恋やら今泉やら vol.4
今泉力哉×青柳文子+吉田靖直(後編)

前編 後編
モデルを目指している恋人がいます。すこし相談しづらいんですが、恋人は同性で、ひとつ下の女性です。恋人にやきもちを焼いてしまう気持ちをどう思いますか?年下ということもあってあまりその気持ちを表に出せません。
青柳: モデルを目指してるのは関係あるんですかね。カワイイってこと?

 

吉田: 男と女で、相手が可愛くなろうとして嫉妬するとかってないじゃないですか。女同士だからこそのレアなケースですよね。 

 

———この質問、前半はいわゆるカミングアウトじゃないですか。後半はよくある男女の恋人と変わらない悩みだから、面白いなと思いましたね。

 

青柳: やきもちは普通なんじゃないですか。

 

吉田: 恋人が出世して嫉妬ってあんま僕はないですけど、普通どうなんですかね? 友達が出世して嫉妬とかならまだ分かるんですけど。ない交ぜになるのかなって、同性だと。

 

今泉: 恋人関係にある相手の活躍とかに嫉妬するのかってこと? これは人気が出たりすることの不安もあるんじゃないですか。女性として、男の人に向かうんじゃないかって。好かれたりすることに不安があるっていう。

 

青柳: これ、ひとつ違いの年齢だったら、あんま変わらない気がするけど。

 

今泉: すごくいろんなことが全部、この人にとっては魅力的なんじゃない。若くて、可愛くて、すべてがチヤホヤされる可能性に見えちゃってる。

 

青柳: でも、そのやきもちっていい事だから、糧にした方がいいと思う。追い越そうとか思うかは分からないですけど、釣り合うように、負けないように頑張るとかは良い傾向だと思うんですけど。

 

今泉: モデルを目指してるのをやめてほしいって気持ちはあるんですかね?この人は。そこもちょっとだけ汲み取れるというか。そういうことしてるのも不安っていうか。

 

青柳: やめてほしいとかそういう気持ちを持つのは良くないと思います。

 

———それは異性同性に関わらず言えることですよね。

 

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青柳: そうですね。

 

今泉: 二人の関係が対等って言うよりは、例えば、弱音を吐いたりとか、相談したりとか、そういうのを年下の子の方が、この人にしてるんじゃないですか。だから自分がこういう気持ちを持ってることも、「年下ということもあって」ってあるけど、頼られる側になっちゃってるせいで自分の気持ちを素直に出しづらくなってるというか。お姉さんというとあれですけど、関係として言いにくいんでしょうね。立場的に難しいかもしれないけど、正直な気持ちを言ったら相手は喜ぶかもしれないですね。(吉田さんに)バンドとかモテるからやめてよって、彼女とかから言われたりとかないですか?

 

吉田: そういうことないっすね…。モテないですし(苦笑)

 

今泉:(笑)…モデルとかはない?彼氏に。

 

青柳: あ、ありました。あったけど、その人とは別れました。

 

今泉: やっぱ、そこの理解は必要なんですね。

 

青柳: ほんと別れて良かったって思ってます。

 

今泉:(笑)

 

青柳: まだ始めたばっかりの頃で、なんとなくやってた頃だったけど、その人のせいで仕事に差し障りが出てて、思い切って別れたら、どんどん仕事がうまくいって。相手がしたいことを邪魔するのは、ほんとに良くないと思います。

 

今泉: …そうですね。

 

青柳: 表に出せませんって言ってるのは偉いですね。言ってもいいと思うけど、負担にならない程度にした方がいいですね。

 

今泉: 確かに。さっき正直な気持ちを言ってみたらって、俺言ったけど、そういうやりたい事にストップかけちゃうことになりかねないもんね。

 

青柳: 仕事での嫉妬は自分の糧にして、この人は同性ですけど、ライバルができちゃうとか恋愛の嫉妬は、別に言っていいんじゃないですか。

 

今泉: 業種的にモテたりとか危ないからやめてほしいとかじゃなく、応援はしつつ、単純に恋人として寂しいとかのやきもちはいいと。それが答えですね。勝手なイメージですけど、かっこいい女性じゃないですかね、この相手の子は。男性からもモテそう。

 

———そんな気がする。吉田さんは普段、恋愛話はしますか?相談ではなくて。

 

吉田: あー。あんましないですね。

 

今泉: 男同士で恋愛話とかしないよね。

 

———バカ恋愛話ぐらいならしますか?「あいつかわいいねぇ」みたいな。グラビア見て、かわいいとか。

 

今泉: 中学生的なやつね(笑)

 

吉田: ムラムラするわーとか、そういうのはあります。性欲の発露的なことしか言わないです。

 

今泉: 性欲の発露(笑)

 

———言い方が固い(笑)

 

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1.浮気相手だけど、自分には一生振り向いてくれない人。(付き合ってる人or結婚相手あり)2.異性としては見れないけど人としては好きで、自分のことを本当に愛してくれる人。みなさんはどちらを選びますか?
———この設定をわざわざ考えたことが面白いけど。

 

今泉: 極論ですよね。

 

青柳: でも、分かりますよ。

 

吉田: [1番]の方が、好きってことですよね?

 

今泉: 自分が好きか、想われてるかってことですね。簡単に言うと。

 

青柳: 歳にもよりますよね。これが20歳前後だったら、浮気相手で大丈夫かもしれないですけど、30歳を超えてたりしたら、絶対に[2番]。

 

今泉:(笑)現実的だなー。そうですよね。吉田さんはどうですか?

 

吉田: 人としては好きみたいなので、[2番]ですかね。

 

今泉: そうか。これ、人としては好きなのか。

 

吉田: それがなければ、駄目ですけど。

 

青柳: だって、3年ぐらい経ったら、どうせ異性として見れなくなってくるから。

 

今泉:(笑)面白いね。そこはある種、どうでもいいと。確かに、この[1番]の「一生振り向いてくれない」とかいう前提すごいもんね(笑)

 

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———事前にそれを達観して考えてるのも面白い。3年後は異性として見れないっていう。

 

青柳: ずっと恋してたい人いますもんね。ずっと追いかけていたいって。それが[1番]を選ぶ人ですよね。きっと。

 

今泉: 結婚に向いてない人ですね。でも[1番]の気持ちも分かりますけどね。

 

———(今泉監督は)いつもそっち側だよね(笑)

 

今泉:(笑)結婚して子供もいるからあまり言えないけど。あと、この[1番]の人って、ひとりでいることに慣れちゃってる人なのかなって。

 

青柳: 悩むところですよね。でも浮気相手っていうのは良くないから。

 

今泉: その時点で[1番]は無いと。

 

青柳: きれいごとではないんですけどね。きっと。

 

———言葉で分かっててもってやつですよね。

 

青柳: 自分の幸せを求めてくださいよってことですね。

 

今泉: どっちも幸せじゃないよ。 

 

———何でそんな危ない橋を渡るのかっていうのはありますね。

 

青柳: [3番]は無いんですか!って思いますね。

 

今泉: ほとんどの人が[3番]だと思う。自分も相手も好いてる状態。それをあまりに俺が否定してるから、こういう質問があがってきちゃうんだけど(笑)

 

———ちなみに、吉田さんは[3番]をつくるとしたら何ですか?

 

吉田: 異性としても人としても好きで、自分のことを愛してくれる人じゃないですか。…それしか導けなかったです(苦笑)

 

青柳: 新たなパターンで最近思ってきたんですけど、相手も自分もそんなに好きじゃないってのがいいのかもしれないって。お互いまあまあ好きで。

 

———その話題、過去の回でも話しましたね。「想いが低い同士で何で一緒にいるんだ?」って。

 

今泉: 夫婦とかね、そういうことはあるのかな。

 

———低くはないけど、また別の家族愛的な感情だよね。

 

今泉: 長くいられるって考えるとね。それを、さっきの相談にもあった妥協ととるのか、それこそが最良なのかって話になってきちゃうけど。

 

青柳: それがいい気がする。

 

今泉: [4番]ね。[3番]は、すごく両想い。[4番]は、まあまあ好き同士。でも、恋愛できないとか、好きな人出来ないみたいな相談とかする人って、この[1〜3番]とかで考えてたりして付き合えない。だけど、まあまあ好き同士って考えればいるのかもしれないですよね。

 

青柳: 周りの長続きしてるカップルはみんなそれな気がする。

 

今泉: 最初は熱量あっても、今は、ほどほどっていうね。

 

———大喧嘩しないし、心も大きく乱れない。老夫婦みたいな。

 

青柳: その方が離れられなくないですか?

 

今泉: そうだろうね。そういう状況下での浮気ってどうなんだろう?って最近思ってて。浮気なんて絶対されない、とお互いが思ってるくらいの安定した関係性で、浮気をされたら、ショックを受けるのか、受けないのか。受けなかったとしたら、それでいいのかなって。

 

———映画の題材として今後ね。楽しみですね。

 

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前回も質問させていただいた者です。気になっている女優さんへの感情について、恋愛以上の好意について、トークしていただきありがとうございました。しかし今、その気持ちが冷めてきている自分がいます。本当に心から好きなのか分からなくなってきています。この気持ちはどうすれば……?
今泉: この女優さんを完全に特定できちゃいますけど(笑)好きかどうかとかね、分からなくなりますよね。無理に好きでいつづける必要もないし、しかも付き合ってるって状況でもないわけだし。ファンなんだから、勝手にしてくれって気はしますけど。ファンが離れていく心理ね。吉田さんは、頑張って自分のファンでいてほしいですか?

 

吉田: …そうっすね。自分がこの女優さんだったらやっぱり。

 

青柳: アイドルのファンとかって律儀だから、こういうこと思ってると思います。それこそ朝日(阿部準也さん演じる『サッドティー』の登場人物)みたいな。

 

今泉: ずっと好きって言ってなきゃいけないっていうね。自分の中で。

 

———アイドルファンの考え方は独特だよね。AKBの選挙で、何十万とお金を払うみたいな状況もそうだけど。

 

今泉: 投資的なことね。付き合いたいとかとまた違うもんね。ある種、親みたいな愛情。大森さんとのトークでも話したかもしれないけど、ファンの凄さって、恋人とかはライブやイベントに地方までは付いてこないのに、ファンの人は全部付いて回ってくれたり、あれはファン感情でしかあり得ない。

 

青柳: 「追いかける」という形として出来あがってるんですよね。求めない。

 

今泉: 求めないというか、会えるとか、そのアイドルの歌やライブが見れることが十分な見返りになってるっていう関係性ですよね。

 

———バンドも熱狂的なファンは地方まで遠征しますよね。

 

吉田: …そういう方もいますね。

 

今泉: それが冷めたら他にいくっていうのは、あってもいいと思う。

 

———この質問者は、他へ目移りというよりは自問自答に近そうだけど。

 

今泉: 真面目だなって。真面目に考えてるなと思いますね。この彼は。

 

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50歳以降になってからずっとトキメキがほしいので、30代の今から特定のパートナーは作らないでそれを共有出来る相手を増やそうと模索していますが不毛なことでしょうか。年月が経つと家族になってしまう…。皆さんは恋が愛に変わることが寂しくなりませんか?
———30代男性の大人の方ですね。

 

今泉: 男性なんだね。結婚って形にあまりに縛られてることへのアンチなのかな?

 

青柳: こういう考えの女性もいるにはいますもんね、今の時代。だからいいんじゃないですか。

 

今泉: こういう考えを持っている同士で仲良くやればいいんじゃないか、と。2人は、ちゃんと結婚したり、家族を作りたい側の考えですか?

 

青柳: 作りたい側ですね。

 

吉田: 作りた…、作りたくないですね。子供は欲しいです。

 

今泉: 子供は欲しいけど、家族は作りたくない?

 

吉田: …大変そう。

 

今泉:(笑)女の人でたまにそういうこと言う人いるけど。珍しい。これ、不毛とは思わないですけど、絶対にうまくいかないと思いますけどね。こういうの計算して出来ないし。

 

青柳: 余ってしまってる人が多い気がするんですよ。結婚出来なくて、しょうがなくそうするしかないみたいな。ワケありとか。この質問者の方は自ら進んでやろうとしてるから違うと思うんですけど。だから、ちゃんとした相手は見つけておいた方がいいと思う。

 

今泉: 結婚する気がないのかもしれない。分かんない。ずっとときめいていたいって言ってるけど、後々、寂しくなるのが嫌だとか、その時その時で考えは変わってくる気がするけどな。

 

青柳: この人は布教しようとしてますもんね。共有できる相手を増やそうというか、恋を一緒に楽しめる人を増やそうとしてる。

 

今泉: でも、こういう考えの人を探して模索するでしょ。で、「いいですね」って言ってきた女性とグループが出来てはいくんですけど、サクサク、ポツポツと女性の方が結婚しちゃうパターンだと思う。共鳴してたはずなのに。

 

青柳: 何年も続いてきたシステムですからね。

 

今泉: 結婚というシステムね。でも、こういう生き方してる人はいると思う。

 

青柳: 相当、強い意志がないと難しいと思いますね。

 

吉田: …いろんな相手がいっぱいいる感じだったら、50歳になって結婚しようと思った時に結婚出来るんからいいんじゃないですか。

 

青柳: モテる人だったら大丈夫かもしれないですけど。恋が愛に変わる事は素晴らしいことだと思いますけどね。

 

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吉田さんも青柳さんも言葉の選び方がとても素敵です。お二人と、映画の脚本も書かれている今泉監督に質問。「センスの悪い夏の過ごし方」をおしえてください。
———ちょっとした大喜利みたいな質問ですね。

 

今泉: 大喜利でしょうね。

 

…しばしの沈黙。

 

今泉: 吉田さん、時間欲しいタイプですか?

 

吉田: いやいやいや。

 

今泉: 言葉選びのセンスが問われちゃってますからね。この人は怖いですね。ニヤニヤしてるんだろうな。「こんな夏の過ごし方は嫌だ」的なことでしょ?

 

青柳: 夏かぁ。

 

吉田:(ぼそっと)週5とかで昼に働いてると夏っぽくならないですよね。

 

一同:(乾いた笑い)

 

今泉: 週5で昼に働く。夏の過ごし方としてセンスはないかもしれない。

 

吉田: 昼に太陽カーッみたいな。「いくぞっ」みたいな。走るみたいなのがいいのかなって。

 

一同:(笑)

 

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吉田: 会社で働いてると、やっぱ、いつの間にか夜になってたみたいな。夏っぽさないですよね。

 

今泉: 吉田さんって、いまは会社で働いてるの?

 

吉田: 1年半働いてたんですけど、そん時、夏ってこんなだっけ?って。

 

青柳: 確かに、暑そうにしてる夏の過ごし方はイケてないと思う。汗すごいかいてて、長袖とか着てて。サラリーマンとかで、記録的な猛暑になった時に、テレビに映る人達はイケてないと思いますね。

 

今泉: 「猛暑」として選ばれちゃった人達ね。38℃とかいった時に、元気な若者とか抜かれないもんね。カメラに。

 

青柳: 元気な若者達がチャリとかで颯爽に駆けてたらいいですよ、それは。でも、暑苦しそうな人を抜くじゃないですか。

 

今泉: 猛暑38℃って映像で、颯爽とした若者は確かに抜かない。あれでカメラに抜かれちゃう人ってことか。

 

青柳: こないだ観たニュース映像で、コスプレしたロリータみたいな人達が映ってたんですよ。数日前とかですけど。何でこの子達が抜かれるんだろうって。

 

今泉: その子達はセンス良いってこと?

 

青柳: 良くない。

 

———セオリー通りではないから良いということではなくてですか?

 

青柳: 夏の暑さも何も関係ない変な格好をしてるんです。夏とか最早関係なくて。

 

今泉: 何でそんな人を抜いたのっていうテレビ局側に対するセンスの無さでしょ? じゃなくて、夏の過ごし方としてそれもセンスないと思ってる?

 

青柳: そこで抜かれてる感じがもうなんか。

 

吉田: それは本人は知らないからですよ(笑)

 

一同:(笑)

 

青柳: 暑そうと思われちゃったんですもん。

 

今泉: 夏を楽しんでる風には見えなかったと。猛暑の映像で抜かれる人はもうセンスないっていうことね。それと、週5で会社で夏の昼を過ごす。決まりました。

 

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彼氏の好きな所は?と聞かれても答えられません。好きなのに。なぜ。てか好きなのか?うーん(´・ω・`)すきだよ。
今泉: 完全にノロけだけど、これはどうしたらいい? 誰に聞かれてるんだろう。彼氏に聞かれてるとしたら気持ち悪いけど(笑)

 

———この顔文字の真ん中の「ω」って何なんだっけ?

 

吉田:(笑)

 

今泉: 鼻でしょ。

 

青柳: 口ですよ。

 

今泉: 口なの?ウサギ的なやつ?

 

青柳: アヒル口ですよ。

 

今泉: それは横じゃないの?

 

吉田: …これ自体は、鼻なんじゃないですか?

 

青柳: え!

 

吉田: 黒いところは?

 

青柳: 黒いところは目ですよ。 

 

吉田: あー、目なのか。

 

今泉: 今、そこよくない?(笑)

 

一同:(笑)

 

———いや、それぐらいの質問ってことだよね。

 

青柳: 好きだよって言えるならいいですよね。嫌いじゃないくらいの好きですよね?

 

今泉: そうだね。ノロけを送ってきたんですよ。具体で、彼氏とか彼女に聞かれても答えられないよね。

 

青柳: これは好きとか嫌いじゃなくて、分析が下手な人なんですよ。好きなところって、考えたら答えられますから。彼氏をもっと見てあげて!

 

今泉: 分析が下手なのね。もしくは、真剣に考えすぎ。ノロけだけどね。

 

———この顔文字「ω」が鼻だったということで。

 

今泉: 分かりました(笑)

(2014.6.6 @下北沢mona records)

 

前編 後編

 

PROFILE 今泉力哉 Rikiya Imaizumi
1981年福島県生まれ。『たまの映画』(10年)で商業監督デビュー。恋愛群像劇『こっぴどい猫』(12年/モト冬樹主演)がトランシルヴァニア国際映画祭(最優秀監督賞受賞)を含む多くの海外映画祭で上映。TVドラマ『イロドリヒムラ』への脚本参加(監督・犬童一心)や、山下敦弘監督とともに共同監督したドラマ『午前3時の無法地帯』(出演:本田翼、オダギリジョー)など、映画以外にもその活動の場を広げている。最新作はTVドラマ『セーラーゾンビ』(14年)。

 

青柳文子 Fumiko Aoyagi
1987年12月24日、大分県出身。『mer』『SEDA』などの女性ファッション誌で活躍。アパレルとのコラボ商品も展開し、若い世代にカリスマ的な人気を誇る。今泉力哉監督『足手』、『TUESDAYGIRL』、『堀切さん、風邪をひく』に出演。そして2013年には吉田良子監督作『受難』に出演。

 

⇒[公式BLOG]

 

トリプルファイヤーTripleFire
吉田靖直がヴォーカルを務める話題のバンド。2006年結成、2010年に現在の編成となる。2012年5月『エキサイティングフラッシュ』、2014年2月『スキルアップ』を発表する。「高田馬場のJOY DIVISION」「だらしない54-71」などと呼ぶ人もいる。ソリッドなビートに等身大の歌詞をのせていてかっこいい。人気がある。メンバーはみな性格が良く、友達が多い。

 

⇒[公式WEB]
作品情報 『サッドティー』
2013年/日本/120分
監督・脚本・編集:今泉力哉
音楽:トリプルファイヤー
キャスト:岡部成司、青柳文子、阿部隼也、永井ちひろ、國武 綾、二ノ宮隆太郎、富士たくや、佐藤由美、武田知久、星野かよ、吉田光希 / 内田 慈
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
5/31よりユーロスペース他にて全国順次公開中

 

今後の公開情報
6/28(土)~新潟 シネ・ウインド
7/12(土)~大阪 第七藝術劇場
7/12(土)〜名古屋シネマテーク
7/26(土)~広島 シネマ尾道
7/26(土)1日限定 松本CINEMAセレクト
8/9(土)1週間限定 札幌シアターキノ